株式会社高知IoPプラス、農業DX推進に向けた資金調達を実施

高知大学発スタートアップの株式会社高知IoPプラス(本社:高知県南国市、代表取締役社長:飯田哲也、代表取締役最高技術責任者:岩尾忠重)は、このたび株式会社高知産学連携キャピタルが運営するファンドを引受先とした第三者割当増資により資金調達を実施したことをお知らせいたします。

会社概要

株式会社高知IoPプラスは、2023年9月に高知大学発のスタートアップとして設立されました。「DXで地域の未来と希望を共に創る」をスローガンに、高知大学IoP 共創センターの研究成果をベースとした農業向けAIソリューションを提供しています。高知県の内閣府プロジェクト「地方大学・地域産業創生交付金」事業(2018 年~2027 年)で開発されたInternet of Plants(IoP)技術を社会実装し、農業の生産性向上と持続可能な発展に貢献することを目指しています。

事業内容

  1. 収量予測AI:作物の状態と環境の相互作用を考慮した高精度な出荷予測
  2. 要因分析システム:病害虫や生育不良の要因を精密に分析するAIシステム
  3. ソーラーアレイシステム:太陽エネルギーを活用した施設園芸の省エネルギー化

今回の資金調達の目的

本資金調達により、高知県内で実証されたIoPクラウド(SAWACHI)のサービスを全国の農業生産地域へ展開し、「農業×AI」プラットフォームの構築を加速します。また、ソーラーアレイシステムなどの新規技術開発と実用化も進め、農業の持続可能性と収益性の向上に貢献します。

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